8月31日(土) 『日陰のヒマワリ 』 


Yさんは朝、近所にある畑のそばを通って駅に向かいます。
その一角に、たくさんのヒマワリを植えている土地がありました。
Yさんはヒマワリが好きだったので、この夏は見事に咲き誇るヒマワリに元気をもらっていました。
あるとき、少し離れた日陰に、小さなヒマワリが1本生えているのに気が付きました。建物の陰になって日が当たらないせいか、茎の丈も低く、葉もしおれています。そのため「この花は咲かないかもしれないな」と思っていました。
しかし、他の花が全て枯れた後のことです。
夏も終わり、秋の気配を感じられるようになったある朝、その花がポツンと咲いているのを見つけました。一回り小さな花でしたが、Yさんの目にはとても鮮やかに映ったのです。周囲の花からは何週間も遅れながらも、咲くために必死に生きていたヒマワリを思うと、Yさんは胸が熱くなりました。
それは、仕事でなかなか結果が出せない自分の姿にも重なったのです。
「同じ花でも、咲く時期はそれぞれ違うんだな」
Yさんは、今日から再び自分のペースで進んでいこうと決心しました。

【今日の言葉】咲く時期は人それぞれ

《一言コメント》
同じ花でも、場所によって咲く時期が変わる
これは、人間も全く同じですね。
私も遅咲きでしたが、他人を気にせずにコツコツと生きてきたことが良かったなと思いました。

皆さんの感想も聞かせてください。
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/