9月19日(木)『未来における進行形』彼岸入り
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京セラ創業者の稲盛和夫氏は数々の事業に携わったことで知られています。
インタビュー写真などを確認すると、左手に豪華な指輪が光っているのがわかります。これは1970年代に京セラが再結晶宝石のビジネスに参入した際、完成した第一号の再結晶エメラルドの指輪です。
天然のエメラルドは埋蔵量が少なく、当時から上質の原石が枯渇しつつありました。そこで稲盛氏は「それならエメラルドを私たちの技術でつくってみせよう」と、再結晶宝石への挑戦が始まったのです。
失敗が繰り返されるなか、稲盛氏は次のように若い技術者を励ましました。
「人間の能力は無限だ。能力を未来における進行形でとらえ、進歩していると信じよう」。そして4年後に、高品質のエメラルドが完成したのです。
能力を未来進行形でとらえるとは、「今はとてもできそうもないと思われる高い目標を、未来の一点で達成するということを決めてしまう」ことだと稲盛氏は語っています。現在の能力でできることだけをしていては、新たなことは成し遂げられません。時には「進みながら成長する」ことを視野に入れ、思い切った挑戦をしてみる勇気も必要です。
【今日の言葉】未来の成長を信じて進みましょう
《一言コメント》
人工のエメラルドを、稲盛さんの熱い想いで完成させたことを初めて知りました。本当に、凄い経営者だったなと畏敬の念を抱きます。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/