6月7日(金)  「雨ってなんで降るんだろう」


Nさんは梅雨時になると、中学1年のときに担任だった先生のことを思い出します。先生は理科を教えており、Nさんは授業でわからないところを、職員室までよく尋ねに行ったものです。
先生は、「わからなかったら、わかるように努力しなさい。その努力の差が、能力の差より大事なんだぞ」と言っていました。
その教えのとおり、Nさんは理解できないことがあるたびに、先生にあれこれ質問をしていたのです。
Nさんはあるとき、「どうして理科の先生になろうと思ったんですか」と聞いたことがあります。先生は、次のように答えてくれました。
「先生が君くらいのとき、雨でずぶぬれになったことがあったんだ。そのとき母親に何となく『雨ってなんで降るんだろう』と言ったら褒められたんだよ。『雨って嫌だな、と思うんじやなく、どうしてって疑問を持つなんてえらいね』って。それから理科が好きになったんだ。疑問を持つことは良いことだ。
だからどんなことでも聞いていいからな」
Nさんは先生のおかげで、苦手な教科も頑張ろうと思えました。

【今日の言葉】疑問が学びの原動力に

《今日の一言コメント》
 良い先生に出会えることも、人生にとって大切なことですね。
何でも疑問に思ったことを、良いことだと褒めてあげる。
大人として、心して置きたいなと思いました

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/