7月30日(火)「やらなかった」
頭木弘樹さんは、カフカやゲーテなどの文学作品を読み解き紹介する「文学紹介者」として活躍しています。
数々の作品に触れ、さまざまな人の生き方について考えてきた頭木さんは、次のようなことを語っています。
「人生を振り返って『あれをやった』と感慨にふけるのもよいが、『あれをやらなかった』と誇りにするのもありだと思う。『傷つけなかった、怒らなかった』というように。これだけは絶対にしないと考えたことが守れただけでもそこには十分な価値がある」
人を傷つける、怒りをぶつけるなどのマイナスの行動をやめるには、それなりの強い意志が必要です。時には「やらなかった」ことで、自分自身を褒めてみてはいかがでしょうか。
また、他の人に対する評価も変わってくるはずです。「人に興味がない」と見えていた人は、実は「人の悪口を言わない」という信念の持ち主かもしれません。
良くない行いを絶対にやらないと決めるのも、人生において重要なのです。
【今日の言葉】やらないことを守るのも立派な実績
《一言コメント》
私は47年間、スーパーの経営をしましたが、1度も社員をこちらの都合で辞めさせたことはありません。採用した以上、本人が諦めないかぎり、育てることが責任だと思ってやってきました。ちょっと、自慢になりました(笑)
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/