8月5日(月) 「守らせようとする前に」
Aさんには、小さな悩みがあります。それは、子どもたちが玄関で靴をそろえないことです。見つけるたびに注意しても、なかなか習慣になりません。
「口うるさく言うだけでは駄目なのかもしれない」と考えたAさんは、あるときから注意するのをやめ、家族の分の靴もそろえるようにしました。しばらく続けるうちに、何も言わなくても子どもたちが進んで靴をそろえるようになったのです。きれいに靴がそろっている状態の玄関を見ると、自然とそろえようという気持ちになるようでした。
このことをきっかけにAさんは、「ルールを守らせようとする前に、守りやすい環境をつくることも大事ではないか」と考えるようになりました。
同じ時期、勤めている会社でも、ルールについての問題が起こっていました。
みんなで使う資料を持ち出したまま、決められた場所に戻さない人が多いのです。調べてみると、共有の棚が事務所とは別の部屋にあり、戻すのがおっくうになるようです。そこでAさんは事務所を整理し、みんなが使いやすい位置に棚を設置したのです。浸透しないルールがあるならば、守りやすいように仕組みや環境を変えてみるのもいいでしょう。
【今日の言葉】ルールを守りやすい環境づくり
《一言コメント》
厳しいルールで守らせることは、現実には長続きしない気がします。
自然と守りたくなる環境作りこそ、これから益々、求められることだなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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