6月24日(月) 「言葉の最後」   
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Uさんは、最近大きなプロジェクトに関わり、忙しい日々を送っていました。
ある日、同じチームの先輩と一緒に残業をしていると、隣の部署の人から、「お疲れさまです。毎日忙しそうですね」と声を掛けられたのです。
Uさんは「はい。やることが山積みで大変です」と答えました。
一方、先輩は「やることがいっぱいで楽しいですよ」と答えたのです。
答えた内容はほぼ同じなのに、先輩の言葉の響きはとても明るく聞こえました。Uさんが、「そういえば先輩の受け答えは、いつも前向きですね」と言うと、次のように答えてくれたのです。
「人は、最後に聞いた情報が印象に残りやすいらしいよ。だから言葉の最後は、必ず前向きな言葉で終わるようにしているんだ」
たとえば「難しいな」の後には、「でも勉強になるね」。「時間がない」の後には「ありがたいことだよね」などと付け加えるそうです。
先輩は「言葉は周りの人に影響を与えるだろう。だから、つい愚痴を言ってしまつたときは、明るい言葉で打ち消すんだよ」と答えました。
Uさんはぜひ見習おうと思ったのです。

【今日の言葉】ポジティブな言葉で周囲を明るく

《一言コメント》
最後は、ポジティブな言葉で締めくくる
とても大切な心がけだなと思いました

皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/