6月14日(金)  「受け入れる側の備え」


4月3日、台湾東部の花蓮県沖で震度6強の地震が起こりました。
台湾は、日本での震災時に多大な支援をしてくれた国です。今こそ恩返しをしようという呼び掛けに応え、多くの日本人が支援に協力しています。一日も早い復興を願うばかりです。
ところで、台湾の地震は沖縄県にも影響を及ぼし、一時は同県全域に津波警報が出されました。当時、那覇空港には多数の観光客がいましたが、空港職員による迅速な避難誘導により警報から約30分ほどで避難が完了したそうです。
海がすぐそばにある那覇空港では普段から津波に警戒しており、緊急用のマニュアルがしっかり機能したおかげだといいます。
また、同市の高速船のターミナルでも迅速な避難が行われました。コロナ禍で中止していた避難訓練を、2カ月前に復活させたことが幸いしたそうです。
土地勘のない場所での避難は不安が多いものです。
インバウンド需要が高まり、観光シーズンに入った現在、日本を訪れる外国人観光客が増えています。今一度、旅行をする人、迎える側、両者ともに災害への心構えをし、準備を万全にしておきたいものです。

【今日の言葉】旅行先での安全を確保しましょう

《今日の一言コメント》
確かに、旅先での避難は不安がありますね。
外国人もいることを想定して、訓練が大事なと思いました。
 
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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