3月16日(土) 『小さなストレス』 


アメリカの心理学者、ロバート・ヤーキーズとJ・D・ドットソンが提唱した「ヤーキーズ・ドットソンの法則」というものがあります。
この法則によれば、人は多少のストレスがあつたほうが集中力と作業効率が上がるとされています。
たとえば、「自宅よりカフェや図書館などの人目があるところで勉強すると、普段よりはかどる」という経験をしたことはありませんか。見られているという小さなストレスが作業効率を高めるからです。適度な負荷を自分自身にかけることによって、作業効率を上げ、自分が持つ能力を最大限に発揮することができるのです。
集中力が続かないという人は、適度なストレスをもたらす目標を、自分に課してみるのもいいかもしれません。「定時までに作業を終わらせる」や「少し背伸びをして難しい仕事に挑戦する」などのことです。
どのくらいが適度なのかは、人によって異なります。能力を発揮させられるラインを見極めることが大切です。
ストレスを味方につけて能力を伸ばしていきましょう。

【今日の言葉】適度な負荷があなたを成長させます

《一言コメント》
障がい者支援事業をやっていても、ストレスが必要なことを感じています。
何も心配ことがなくなってしまうと、人間は能力が低下するなと思いました。

皆さんの感想も聞かせてください。
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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