1月10日(水)「諸国客衆繁盛」
奈良にある春日大社の権宮司を務めていた岡本彰夫さんの著書『日本人だけが知っている神様にほめられる生き方』に、次のような話が紹介されています。
春日大社には、人々が願いを込めて奉納した石灯籠が多数あり、その数は2000基にもおよびます。
そのなかにある「商売繁盛」という祈願が刻まれた石灯篭は、全て昭和57年以降のものだといいます。それ以前は「商売繁盛」の代わりに「諸国客衆繁盛」と刻まれています。
商売繁盛は「自分の商売が栄えますように」という願いですが、「諸国客衆繁盛」は「お取引先さまがお栄えあそばされますように」という意味になります。
岡本さんは、「先に人さまがお幸せになったら、自分にも必ずそれがまわってくる。だから自分が儲けることよりも、相手を幸せにすることを一番に考えたのが、日本人の道徳観だったのです」と説明しています。
企業であれば、自社の繁盛を願うのはごく自然なことです。しかし、「自分だけよければいい」という考えでは、末永く栄えることはできないでしょう。
関わる全ての人の繁盛を祈り、精進したいものです。
【今日の言葉】みんなの幸せが自分の幸せに
《今日の一言コメント》
相手の利益を先に考える
なるほど、日本人は昔から、それが根底にあったんだなと思いました
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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