10月23日(月)「小さな心づかい」
Kさんは、子どものころ、よく祖母の手伝いをしていました。祖母から言われていた仕事は3つです。
玄関に飾る花の水を替えること、居間にある日めくりカレンダーをめくること、そして雑誌や新聞が入っているラックを整理することです。祖母が大好きだったKさんですが、それらの仕事は地味なものに思えて、「やってもやらなくても、あまり変わらないよな」と思っていました。
しかし、ある日のこと、祖母が病気で倒れ、入院することになりました。数日の間、家のなかが慌ただしくなり、Kさんはいつもの雑用をしばらく忘れてしまったのです。
祖母の容態が落ち着いたころ、ふと家のなかを見ると、どこか荒んだ雰囲気であることに気づきました。花はしおれてカレンダーは古いまま、雑誌や新聞はラツクからあふれています。そこで初めて、ささいなことに思えた家事が、家に落ち着きをもたらしていたことがわかったのです。
一つ一つの小さな心づかいの積み重ねが、心地よい空間をつくります。Kさんは家や職場を心地よく保っため、細かいことに気を配っています。
【今日の言葉】小さな心づかいが心地よい空間に
《一言コメント》
いつもの場所に、いつも通り、そこにある。
これを維持することが、安らぎのある場所を作る秘訣だなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/