10月15日(日)「水や空気のありがたさ」


昨今は、世界中で環境問題への関心が高まっています。
日本においては環境法が制定され、自動車の排出ガスなどを厳しく取り締まるようになりました。SDGSやエシカルといった考え方も広まり、環境を守ることはごくあたりまえのこととして捉えられています。
しかし、最初からそうだったわけではありません。日本でも数十年前まで、公害による被害が人々を苦しめていたのです。
昭和30年代から50年代初頭まで、日本は高度経済成長期で好景気に沸いていました。しかし一方で、さまざまな問題も起こっていたのです。公害病もその一つです。水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病という四大公害病について学校で習った人も多いはずです。産業や経済の発展を優先するあまり、工場の排水や大気汚染により、地域の住民に重大な健康被害をもたらしました。今も公害病の症状に苦しむ人は少なくありません。
現在、私たちが健康的な環境で生活できているのは、過去の教訓を生かし、改善してきたおかげです。水や空気のありがたさをあらためて認識するとともに、同じ過ちを繰り返さない意識が大切です。

【今日の言葉】県境保全の歴史を学びましよう

《一言コメント》
私の住む北九州市は、公害で全国に知られる市です。子供の頃は、本当にスモッグで空も川も汚れていました。しかし、今では市の対策のお陰で、世界でも指折りのクリーンな都市に認定されるほど、きれいな街に生まれ変わっています。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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