3月25日(土) 『一人の卒業式』
大工の棟梁として活躍しているUさんには、次のような経験があります。
中学3年生のころ、反抗期だったUさんは学校に行かないことが多く、卒業式にも出席しませんでした。
後日担任の先生から学校に来るよう連絡があり、春休みに一人で登校しました。職員室に入ると、そこにいた数人の先生が席を立ち、卒業おめでとうと拍手をしてくれました。どうしたらいいのかわからず黙って担任の先生の前に行くと、「おめでとう」と卒業証書を授与してくれました。
「君のこれからの人生では、いろいろな失敗もあるだろう。でも失敗したことで見える道もある。前向きに進みなさい。また、君は自分のやったことを、環境や人のせいにしていたね。誰も助けてくれないとも言った。それは違う。
素直に反省して、心を開いていれば、手を差し伸べてくれる人は必ずいます。げんこつでは握手はできないぞ」
先生からそう言われたとき、Uさんは目が覚めたような気持ちになりました。その後は真面目に働き、つらいことがあっても乗り越えました。あのときの先生の言葉に、今でも感謝しています。
【今日の言葉】自分が変われば世の中も変わります
《一言コメント》
素晴らしい先生ですね。
若い時に、良い教師に出会うこいとで、その後の人生が大きく変わるなと思いました。
皆さんの感想も聞かせてください。
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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