3月17日(金) 「累代親孝行」
岡山県浅口市には、江戸時代の岡山藩主による「親孝行を称える文書」が2通遣っています。最初の文書に名前があるのは、甚介という人物です。
この人は大変な孝行者で、父親の死後は特に母親を大事にし、病弱な兄のことも支えました。衣食住は全て母親を優先し、あらゆる面で親孝行に努めました。街に出掛けたときは、まず母親への土産を買ってから用事を済ませます。
そして外出から帰るときは、家の近くに来ると鼻歌を歌い、無事に戻ったことを知らせて安心させました。
甚介の孝行ぶりは評判となり、藩主の池田光政の耳にも入ると、「お前の孝行は国じゅう探してもないほど、りっぱなものである。それは人の子として手本にするほどのものである」と称え、褒美に田畑を与えました。
そして約90年後、同じく親孝行を藩主に褒められた人物がいます。これが2通目の文書の人物で、甚介のひ孫にあたります。初代の志を継いで、親孝行に努めたことを認められました。
親孝行をすること、そしてそれを子孫に伝えていくこと、どちらも大事なことだと教えてくれる逸話です。
【今日の言葉】親孝行の教えを受け継ぎましょう
《今日の一言コメント》
本人が親孝行をするだけでも凄いのに、その事を子供や孫にも教え、実践したとは驚きました。教育の大切を改めて痛感しました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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