10月8日(土) 『言葉のプレゼント』
80歳になるDさんは、2年前に夫を亡くしてから一人暮らしをしています。
家族や友人から「寂しいでしょう」と聞かれても、「大丈夫よ。主人が素敵なプレゼントを遺してくれたから」と笑って答えます。
それは何かと尋ねられると、Dさんはいつも次のように言うのです。
「夫は生前、私にこんな言葉を書いて遺してくれたの。『君が良い老後を送れるようにずっと見守っているから、安心して長生きしなさい』」
夫が亡くなったばかりのころ、Dさんは悲嘆に暮れていました。しかし、この言葉が書かれたノートを見つけたときから、夫がそばで見守ってくれていると思うようになり、毎日を穏やかに過ごせるようになったのです。
「言葉というものは大切なものよ。たった一言あるだけで、幸せに生きられるの」とDさんはみんなに伝えています。
心が込められた言葉は、それだけで何物にも代えがたいプレゼントになります。また、語るだけでなく文字にすることで、消えることなく遺せます。
家族、あるいは大事な人に素敵な言葉を贈つてみませんか。きっと喜んでもらえるでしょう。
【今日の言葉】大事な人への思いを言葉に
《一言コメント》
後に残る人のために、生きる勇気を与えることばを遺す
今日から、いつその日が来ても良いように、準備したいなと思いました。
皆さんの感想も聞かせてください。
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/