3月25日(金)『 割れた窓ガラス」
Uさんが小学6年生のときのことです。掃除の時間、1人で2階の音楽教室
の窓を拭いていました。そのとき、もともと古くなって傷んでいたのか、窓ガ
ラスが枠から外れ、下に落ちて粉々になってしまったのです。
Uさんは「叱られる」と真っ青になりました。担任の先生は、厳しいことで
有名だったのです。その場には誰もいなかったので、逃げだしたい気持ちにかられましたが、勇気を振り絞り報告しました。
意外なことに先生は、「わかった。ケガがなくて良かったな」とだけ言い、
急いで片づけに向かったのです。その後、詳しい状況を開かれましたが、Uさんが叱られることはありませんでした。
それ以来、Uさんは社会人になった今も、「勇気を出して、本当のことを言
う」と決めています。それは、あの先生のおかげです。
「もし、あのとき先生が、わざとだと疑ったり怒嗚ったりしていたら」とU
さんは思います。二度と怖い思いをしたくないために、嘘をつくようになって
いたかもしれません。正直に打ち明けた生徒を信じ、優しい言葉をかけてくれた先生に今でも感謝しています。
【今日の言葉】 信じる心が子どもを育てます
《今日の一言コメント》
子供の時の大人の対応次第で、嘘をつく子に育つ。
とても怖いお話だなと思いました
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/