12月16日(木)「できないことではない」
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 江戸時代後期に伊豆韮山代官を務めた江川英龍は、後に世界文化遺産に登録された韮山反射炉を築いたことで知られています。
 当時、日本近海には外国船が頻繁に現れ、英龍は海防に危機感を抱いていました。そのため幕府に意見書を提出し、圧力をかけられたこともあります。
 しかし、その後も近代砲術を学ぶなど、国防のために積極的に西洋の技術を研究しました。その能力が認められ、英龍は幕府から任命され、反射炉を建造することになります。
 反射炉とは、金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉です。西洋で発達した技術でしたが、日本での実現は困難を極めるものでした。それでも英龍が生涯をかけてこの事業に取り組んだのは、心から日本を守ろうと考えていたからです。
 「彼も人なり、我も人なり。人ができたことは、考究すればできないことではない」。オランダ人と砲術について語ったとき、英龍が言った言葉です。西洋の高い技術に臆さず立ち向かう心意気が伝わります。
 難しいことに挑戦するとき、心に留めておきたい言葉です。

【今日の言葉】彼も人なり、我も人なり

《一言コメント》
人が出来たなら、自分でもできる
確かに、その気持ちで挑戦すれば、どんなことでも出来るだろうなと思いました

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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