11月27日(土)『捨身の碑』


 愛知県春日井市の中部大学には、医学系研究による実験用動物の慰霊碑、「捨身の碑」があります。捨身とは、仏教の教えにある「他の生き物を救うために自己の身を布施する修行」のことです。研究のため、犠牲になってくれた動物たちを供養する思いから名付けられした。
 2003年6月に行われた除幕式では、同大学の野口忠教授が、「動物たちの犠牲に慣れてしまわないためにも、時々は碑の前に立って気を引き締めて実
験をしていきたい」と挨拶しました。
 このような碑は、日本のみならず全世界の大学や研究所に建立されています。また、岐阜県揖斐郡の株式会社タニサケをはじめ、殺虫剤関連製品を製造
する企業では、虫たちを供養する「虫供養」を毎年行っています。
 私たちが健康的で快適な生活を送っている陰には、数多くの小さな生命の犠牲があることを忘れてはいけません。現在は、動物の心理学的幸福を実現する「動物福祉」が重視されるようになり、動物実験をできるだけ減らす取り組みも行われています。
 生命に対する敬意を忘れず、無用な殺生は避けたいものです。

【今日の言葉】小さな生命に感謝と敬意を

《一言コメント》
人間の命だけなく、全ての生き物の命を尊いものと考え、感謝する。
忘れてはいけない、大切なことだなと思いました。

皆さんの感想も聞かせてください。

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

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