11月9日(火)「119」


 Cさんは、朝晩の冷え込みが感じられるこの時期になると、小学生のころに体験した夜回りを思い出します。地域の子ども会では、秋が深まると、「戸
締り用心、火の用心、マッチ一本火事の元」と声を上げながら、拍子木を打ち、夜の町内を巡回していたのです。
 引率の父兄から、「火事を防ぐための大事な夜回りだから、遊び半分ではいけないよ」と教えられ、真剣に取り組んでいたことを今でも覚えています。
 夜回りは、住民の防火や防犯に対する意識を高めるために行われます。江戸時代初期からあるといわれており、独特の節回しに、懐かしさを覚える人もいるでしょう。
 かつては冬の風物詩でもありましたが、最近はあまり見られなくなりました。その一方で、互いの安全を確かめるコミュニケーションの一つとして、積
極的に行う地域もあります。「火の用心、戸締り用心、振り込め詐欺用心」という掛け声で回る地域もあるそうです。
 防災や防犯は、声を掛け合うところから始まります。人付き合いの少なくなった今こそ、必要な取り組みといえるでしょう。

【今日の言葉】防火・防災の意識を高めましよう

《一言コメント》
確かに、こどもの頃は「夜回り」を聞いた記憶があります。お互いに声を掛け合うことで、様々な効用があったんだなと思いました

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/