11月6日(土)『プレパレーション』


 プレパレーションとは、子どもが入院するときや検査、治療を受けるときに行う、発達に合わせた説明や配慮のことです。子どもの恐怖心や不安を最小限にし、勇気を引き出すことを目的とします。
 小児科では、絵本や人形などを使って検査の説明をしたり、処置中に玩具で気持ちを和らげる取り組みが行われています。「これから、病気を治すためにこんなことをします。少し痛いけど心配ありませんよ」と、子どもにわかるように説明し、苦痛を和らげます。終わった後に、「えらかったね」と褒めたり、ご褒美をあげたりするのも大切です。
 重要なのは、子どもが納得して受け入れることです。たとえば、説明をしないまま無理に注射をすると、心を傷つけてしまいます。子どもが医療行為の必要性を理解し、自ら立ち向かえるよう、丁寧に伝えることが大切です。
 この考え方は、子どもの人権を守るものです。1994年に、18歳未満の子どもの人権を保障する「子どもの権利条約」に日本が批准したことから全国に
広がりました。家庭での会話も大切です。普段から、家族で医療の大切さを話し合ってはいかがでしょうか。

【今日の言葉】子どもの権利を尊重しましよう

《一言コメント》
確かに、今は子どもにも丁寧に説明してから医療行為をするのが常識です。
この条約が決まったことで大きな動きになったことを初めてしりました。

皆さんの感想も聞かせてください。

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/