10月23日(土)『祖母の忠告』


 Mさんが、家族で夕食を囲んでいたときのことです。中学生の娘が「今日、音楽の教科書がなくなったの」と話し始めました。
 「自分の机に置いてあったから、なくなるはずがないのに。きっと、友だちが間違って持っていったのよ。先生に言ってみんなに間いてもらおうかな」と言うと、同居するMさんの母親がこう言いました。
 「そんなことを気軽に口に出すものじゃないよ。むやみに人を疑う前に、あなた自身の行動を振り返ってみなさい。今日行った場所を思い出して、もう一度よく探してごらん」
 優しい祖母が、いつになく厳しい口調で諭したことに、娘は少し驚いた様子で、それきり黙ってしまいました。
 次の日、Mさんは帰宅した娘から、教科書が見つかったことを聞きました。
音楽室に置き忘れていたそうです。
「誰かのせいにして、騒ぎにならずによかった。おばあちゃんにお礼を言わなくちゃね」と言うと、娘は素直にうなずきました。
 Mさんは、大事なことを教えてくれた母親に感謝したのです。

【今日の言葉】自身の行動を省みましよう

《一言コメント》
人を疑う発言は、確かに気を付けるべきですね。
これまでの人生の中で反省すべきことが何度かありました。

皆さんの感想も聞かせてください。

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

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