10月22日(金)「太古からの思いやり」
今年の7月、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。北海道、青森、秋田、岩手の17遺跡です。
縄文時代は、紀元前1万3000年ごろから、約1万年続いたとされます。
この時代、まだ稲作は行われておらず、人々は狩りをしたり、木の実を取ったりして暮らしていました。そのため、「野蛮な時代」とみられていたこともありましたが、近年はそのイメージが大きく変わりつつあります。
たとえば、青森県の三内丸山遺跡など、大規模な集落をつくっていたことから、高い技術や独自の文化を持っていたことが判明し、土器や土偶からは、大自然に敬意を払っていたことがわかるといいます。
また、北海道の入江貝塚からは、手足が不自由だったと思われる人骨が出土しています。この人物は、手厚い介護を受けていたと考えられるそうです。
縄文時代は、貧富の差があまりなく、争いのない平和な時代だったともいわれています。自然の恵みを受け、必要な分だけ食料を取って生きる暮らしは、平穏で心豊かな生活だったといえます。私たちが持つ思いやりや助け合いの精神は、遠い昔の先祖だちから受け継いでいるのです。
【今日の言葉】自然との共生に日本人の原点があります
《今日の一言コメント》
日本では1万年以上も前に、貧富の差のない、争いのない文化だったことに驚きです。
日本人で良かったなと思いました。
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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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