10月6日(水)「あるがままの自分」 


 詩人、まど・みちおさんは、昭和から平成にかけて、多くの詩を生み出しました。優しく豊かな感性でつくられた数々の作品は、世代を超えて多くの人に愛されています。
 『やぎさんゆうびん』『ふしぎなポケット』などの童謡を、子どものころに口ずさんだ人も多いでしょう。
 なかでも有名な「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね そうよ かあさんも ながいのよ」という詩について、まどさんは後に「動物が動物として生かされていることを喜んでいる歌」だと語ったといいます。
 これは、「みんながみんな、それぞれに尊いのだ」という、まどさんの思想によるものです。
 地球上に存在する全てのものは、草や石ころや虫であってもみんな平等で、それぞれに尊く、あるがままの自分が大切なのだと考えていたのです。
 「自分が自分として生かされていること」は、普段は意識することすらないかもしれません。『ぞうさん』の詩は、自然のなかで生かされていることの不思議さ、ありがたさに気づかせてくれます。

【今日の言葉】みんながみんな、それぞれに尊い

《今日の一言コメント》
孫が、ぞうさん の歌が大好きで、いつも歌っています。違いをそのまま認め合う。こどもだからこそ、先入観なしに、素直に受け入れるんだなと思いました

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/