9月17日(金)「中庸の大切さその2」


 孔子は「中庸」の大切さを教えました。
 中庸とは極端な方向に偏らないこと、過不足がなく調和がとれていることをいいます。
 しかし、それならぴったり真ん中を取ればいいのかというと、そうとは限りません。状況を見極め、適切な判断をすることが大切なのです。
 たとえば、人間関係のトラブルが起こったとき、ルールを厳格に守るべきか、関わる人の感情や事情に考慮すべきか迷うことでしょう。円満に解決するには、杓子定規になり過ぎず、感情に流され過ぎずというバランス感覚、まさに中庸の精神が必要となります。
 また、先祖から受け継いできた事業を次世代に遺す例でいえば、伝統を守り抜く信念と、新しいものを取り入れる柔軟さとのバランスが重要です。
 孔子は、中庸の教えを「和して流せず」とも説いています。人と協調はするけれども、信念を失って流されることがない、という意味です。
 このような姿勢を貰くのは簡単ではありません。常に自身を振り返り反省する心、人を思いやる心が必要だといえます。

【今日の言葉】調和のとれた状態を目指しましよう

《今日の一言コメント》
何事も中庸であることを意識しても、現実は丁度良い状態は難しいなと思いました。


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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/