8月29日(日)『魂のスポンジ』


 日本福音ルーテル東京教会の牧師、関野和寛さんは、アメリカ・ミネアポリスの病院で、チャプレンを務めています。
 チャプレンとは教会外の施設で働く牧師のことで、病院においては患者の心をケアしたり、家族に寄り添ったりする役割を担っています。
 臨終に立ち合う際や、精神的に不安定な患者が助けを必要とするとき、関野さんはすぐに駆け付けます。時には暴れる人もいますが、恐れずに患者に向き合い、手を握ったり肩を抱いたりして心を癒やし、話を聴くのです。
 チャプレンは、患者の苦しみや悲しみを吸い取る「魂のスポンジ」のような存在だと関野さんは言います。
 牧師を志したのは、妹が危篤状態に陥ったときの経験があるからです。知人の牧師がそばに寄り添い、「大丈夫だ」と何度も声を掛け、懸命に祈ってくれたのです。妹は奇跡的に一命を取りとめました。
 「本当につらいとき、横にいて手を握ってくれる人間が、人には必要だと思ったんです」
 そう語る関野さんは、患者の心に寄り添い続けます。

【今日の言葉】寄り添うことで救われる人がいます

《一言コメント》
苦しい時に、黙って寄り添ってくれる人の存在は、とても大きいなと思いました。
私もそんな人間に成りたいと思います

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/