8月14日(土)『オープンーマインド』


 小泉八雲は、本名をパトリック・ラフカディオ・ハーンといい、明治時代に活躍した文学者・日本研究家です。島根県松江市に在住した八雲は、歴史ある町並みや自然豊かな風土を愛し、著作を多数遺しました。
妻節子の助けを借りて、日本各地に伝わる幽霊や妖怪の伝承を集め、独自の解釈を加えて書き直したのが、今でも読み継がれる『怪談』です。
 この本に収められた「雪女」「ろくろ首」「耳無芳一の話」などの怪談話は、恐ろしくも美しい、日本ならではの情趣にあふれています。
 また、『生神』という作品も有名です。安政南海地震の際、紀州の庄屋が刈り入れたばかりの稲の穂に火を点け、村人に危険を知らせたというこの話は、後に別の人物によって書き直され、『稲むらの火』として広まりました。
 八雲は、外国人という立場ながら日本に溶け込み、その文化や価値観を素直に受け入れ、賛美しました。八雲のひ孫で民俗学者の小泉凡さんは、その八雲の精神を「オープン・マインド(開かれた精神)」と呼んでいます。
 これは今こそ求められる精神だといえます。異なる文化や考え方に出合ったときは、心を開き、素直な気持ちで受け入れたいものです。

【今日の言葉】心を開くと理解がより深まります

《一言コメント》
怪談 をまとめたのが、小泉八雲 だと初めて知りました。
異国の文化や価値観を素直に受けれ賛美する精神があって初めて、お互いに理解しあえるんだと思いました。

皆さんの感想も聞かせてください。

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/