7月11日(日)『二つ目の誕生日』
茨城県鹿嶋市にあるNPO法人潮騒ジョブトレーニングセンターは、薬物などの依存から回復するためのリハビリテーション施設です。設立者で理事長の栗原豊さんには、二つの誕生日があるといいます。
一つはこの世に生を受けた日、もう一つは60歳で薬物を断った日です。栗原さんは薬物などが原因で、30歳からの20年間を刑務所で暮らしてきました。しかし、ある検事の勧めで回復施設を訪れたことをきっかけに、依存を断ち切ることができたのです。
「回復して他の依存者を助けてやれ」という検事の言葉で、彼は支援をする側に回り、66歳で施設を設立しました。「仲間を得て、必要とされたら、人は何歳からでも生まれ変われる。そう信じています」と語り、施設のメンバーが依存を断ち切った日を、心が生まれ変わった誕生日として祝うそうです。
「やり直したい」と思ったときや、新しいことを始めたとき、恩人と出会ったときなど、人生の転機が訪れた日は、二つ目の誕生日といえるでしょう。
過去に戻ることはできなくとも、再スタートはいつでも切ることができるのです。
【今日の言葉】お誕生日おめでとう
《一言コメント》
良いお話ですね。
人は、自分が必要とされたら、生まれ変われる。
本当にその通りだなと思いました。
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/