7月10日(土)『まったく安全』


イザベラ・バードは、明治時代に日本を旅して回ったイギリス人女性です。
47歳のイサベラは東京を起点に日光から新潟県へ抜け、日本海側から北海道に至る北日本、加えて関西・伊勢にも行きました。約4ヵ月間、通訳の伊藤鶴吉と共に全行程4500キロメートルという長距離を旅したのです。
 彼女が著した『日本奥地紀行』は、海外でほとんど知られていなかったアイヌの文化や風土を記録した貴重な書籍として、高い評価を受けています。
 旅の良い印象も悪い印象も率直に書き残したイサベラは、日本での日々を振り返り、こう記しています。
 「まったく安全でしかも心配もなかった。世界中で日本ほど婦人が危険にも無作法な目にもあわず、まったく安全に旅行できる国はないと信じている」
 当時の、わが国の治安が諸外国と比べて良いことがわかる記述です。また、庶民の人々の勤勉さや礼儀正しさも評価しています。
 現在、外国人観光客が気軽には来日できない状態が続いています。コロナ収束後、世界から多くの人に来てもらうためにも、日本人の一人として、より良い環境づくりや人間性の向上に努めたいものです。

【今日の言葉】日本の素晴らしさを受け継ぎましよう

《一言コメント》
イザベラさんの書いた本を持っていますが、とても詳しく日本を紹介してくれています。世界を旅した彼女の言葉だからこそ、信ぴょう性が高く、日本人として嬉しく感じました。

皆さんの感想も聞かせてください。

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/