7月5(月)「道徳と経済の両輪」 


 石田梅岩は、江戸時代中期の思想家、倫理学者です。日本でいち早く「道徳と経済の両輪を回す」という考え方を広めたことで知られています。
「勤勉・正直・倹約」を第一とする、わかりやすく実践的な教えは「石門心学」といい、「町人の哲学」とも呼ばれています。
 「商人で道を知らない者は、ただ貪ることだけをして家を滅ぼす。商人の道を知れば、欲心から離れ、仁心で努力するので、道にかなって栄えることができるだろう」
 梅岩はそう語り、商人たちを中心に道徳の大切さを教えました。さらに、「本当に子孫のことを思うなら、正しい道を歩むべきだ」と説いています。これは、企業の社会的責任を問う現代のCSRやSDGSと、同様の考え方だといえるでしょう。
 石門心学は、直接的または間接的に多くの人に影響を与えています。道徳と経済の両輪は、渋沢栄一、廣池平九郎、松下幸之助などの思想にも受け継がれ、現在の私たちにもつなかっています。日本の経済は、道徳を基盤としてきたのです。あらためて、道徳と経済について学びたいものです。

【今日の言葉】道徳は日本経済を支える力です

《一言コメント》
石田梅岩 が、その時代から商人に道徳を教えていたことを初めて知りました。そして、それが後の偉人たちに引き継がれたことで、日本経済の背骨になったんだなと思いました


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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

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