6月9日(水)「伝統の上に改革を」
総務部長のCさんは、若手社員に次のように言って聞かせています。
「君たちは、どんどんチャレンジをすべきだ。しかし、同時に先輩たちが築いた伝統に敬意を払う必要がある。従来の慣習や方法には必ず意味がある。『こんなやり方は古い』と安易に否定したり、軽んじたりしてはいけない」
そして、自分の高校時代の経験を話すのです。
強豪として歴史を持つ吹奏楽部に所属していたCさんは、リーダーシップに自信がありました。部の古いしきたりに不満があったCさんは、部長になったときに従来の決まりを全て廃止し、自由を重んじる改革をしたのです。
最初は喜んでいた部員たちですが、しばらくすると「部の結束が弱くなった」という声が聞かれるようになり、コンクールにも落選してしまいました。
顧問に相談すると、「伝統に敬意を払うことの大切さがわかったかい」と諭されたのです。
時代に合わせた改革は、歴史を積み重ねた土壌があって初めて成り立ちます。伝統に敬意を払い、理解することで、新たなアイデアがより強固なものとなるでしょう。
【今日の言葉】伝統を重んじてこその挑戦です
《今日の一言コメント》
とても判りやす、伝統の実例ですね。
目に見えない伝統の力を、私たちは軽んじてはいけないなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/