6月4日(金)真珠王

 真珠は6月の誕生石であり、私たちにとって比較的身近な宝石の一つです。

 宝石は西洋のイメージが強いですが、真珠は着物にも合わせやすく、冠婚葬祭の装いにも使われるなど、日本の文化が感じられます。

 貝の体内で生成されるため、本来は自然が偶然生み出すものです。そのため、昔は一般の人が手に入れることのできない貴重なものでした。

 現在、私たちが見る真珠のほとんどは養殖真珠であり、それを発明したのが 「真珠王」と呼ばれる御木本幸吉です。

 明治26年、御木本は三重県志摩市で、養殖アコヤガイの半円真珠の生産に成功しました。それを皮切りに、質の高い養殖真珠が生産されるようになったのです。

 日本の養殖真珠が世界に誇る技術を持っているのは、御木本が長い年月の間試行錯誤や失敗を繰り返しながら、決して諦めなかったおかげです

 いつの時代も、新しい技術やサービスを生み出すのは並大抵のことではありません。しかし、その苦労が未来の人々の幸せにつながると信じて、努力したいものです。

                

【今日の言葉】真珠の輝きは汗と涙の結晶です

 

《今日の一言コメント》

伊勢に行ったときに、ミキモトの真珠島 を見学しました。

天然よりも養殖の方が価値が上がった理由が、そこで初めて判ったことを思い出しました。大変な努力の結果だったんですね。

 

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

 

https://www.kominike-pub.co.jp/