5月4日(火)「強く育てる」
Bさんは、連休を利用して庭に野菜を植えようと考えています。家庭菜園をしている友人に尋ねると、「君の庭ならピーマンやトマト、キュウリなどが育てやすいよ」と教えてくれました。
野菜を育てるコツを聞くと、「肥料や水をやりすぎないこと」だと言います。
過度に水を与えると、根が呼吸できずに腐る原因となるそうです。また、野菜栽培用に市販されている土は、栄養素が含まれていることが多いため、肥料を足すと栄養過多となり、枯れる恐れがあるのです。気候によっても変わりますが、過保護にするとうまく根付かないのだそうです。
「人を育てるのと少し似ているね」とBさんが言うと、友人は大きくうなずきました。「厳しい状況のほうが、強く育つのは確かに同じかもしれない。わざとやせた土地で野菜を育てる農法もあるんだ。そうすると水や栄養を取り込むために、強く地面に根を張るらしい」。
良かれと思って手をかけ過ぎると逆効果になるのは、人も植物も同じなのかもしれません。Bさんは、後輩の指導で悩んでいるところでした。野菜を育てることが、人材育成のヒントとなったのです。
【今日の言葉】ハングリーな状況が成長を促します
《一言コメント》
恵まれた環境は、植物でも人間でも弱くする
ある程度の不自由さは大切だなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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