4月19日(月)「山を移す」 


 中国の古典『列子』に次のような説話があります。
 昔、愚公という老人が住む家のそばには、大きな山がありました。
 山の向こうに行くには遠回りをしなければならず、通る人が不便な思いをしていました。そこで愚公は、一族を率いてその山を崩して平らにしようとします。毎日少しずつ岩を砕き、土を掘り返して別の場所に移し始めました。
 途方もない作業を続ける愚公たちを見た人が、「こんな大きな山を、人の力でよそに移せるわけがない」と笑いました。それを聞いた愚公は、こう答えたということです。
 「私の代では無理かもしれないが、私の志は子々孫々まで引き継ぐことができる。一方、山はこれ以上高くなることはないのだ。いつかは平らになることだろう」
 一人では不可能なことも、仲間で協力し、継続することで可能となります。
また、一代ではできない事業も、次の世代に引き継ぐことで達成できるのです。
みなさんの会社にも、長期的な目標があるはずです。先輩たちの志を受け継ぎ、次世代へと伝えていきましょう。

【今日の言葉】継続する事業を受け継いでいきましよう

《一言コメント》
この愚公の話は、とても有名です。
どんなに大きな目標でも、志を引き継ぐことで、いつかは達成できるなと思いました。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/