4月9日(金)AIスーツケース


 日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所で、視覚障害者支援の研究をしている浅川智恵子さんは、全盲の情報技術者です。「AIスーツケース」の発起人であり、技術統括者でもあります。
 この製品は、視覚障害者の移動をサポートする、スーツケース型の誘導口ボットです。目的地までの最適ルートを検索する機能、障害物を認識して避ける機能のほか、お店の案内や買い物の補助をする音声機能などが搭載されています。列に並ぶ必要があるときは指示をしたり、大勢の中から知り合いを見つけたりする機能もあるというから驚きです。
 すでに商業施設での実証実験が行われており、今後は国内の公共交通機関や大学構内などでも活用される予定です。
 浅川さんは中学生のころ失明してから、気軽に外出できないことを不便に思ってきたそうです。視覚障害者が一人でも安心して街歩きを楽しめるようにと、同製品の開発を思いつきました。
 ハンデを乗り越え、より良い社会づくりに貢献する浅川さんの姿は、私たちに勇気を与えてくれます。

【今日の言葉】試練が人を救うアイデアを生みます

《今日の一言コメント》
全盲のご本人が、この機器を開発されたことに驚きました。
目が見える私たちですら、簡単ではない開発を、凄い努力だなと感心しました。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/