2月23日(火) 「歌会始」天皇誕生日


 日本には古くより、人々が集まって和歌を詠む「歌会」という行事があり、奈良時代から行われていたことがわかっています。
 天皇陛下が主催する歌会で、年の始めに行われるものを「歌会始」とい鎌倉時代中期ごろから続けられています。
 歌を発表する所作を披講といい、次のような流れで行われます。「読師」の役が歌の書かれた和紙を広げ、「講師」が歌を読み上げると、「発声」が伝統の節回しで歌い始め、「講頌」が続いて歌の二句めから合唱します。
 明治7年には一般の詠進が認められ、国民も参加できるようになりました。
 現在では選に預かった人が式場に入れるようになったほか、テレビ中継も行われ、広く開かれた行事となっています。
 歌会始で披講された歌は、宮内庁のホームページで見ることができます。願いを歌に込めるという日本の伝統に、触れる機会を増やしたいものです。
 歌会始には、お題があります。昨年は「望」でした。今上陛下の御製には、子どもたちの将来が明るくなってほしいというお気持ちが込められています。
 「学舎にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む」

【今日の言葉】日本の伝統に親しみましよう

《一言コメント》
和歌は、天皇陛下から一般民衆まで、幅広く読まれた文化です。
身分に関係なく芸術が親しまれた国は、世界でも珍しいと思います。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/