1月14日(木)「納豆いりませんか」
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小説家、三浦綾子の作品『銃口』に、次のようなエピソードがあります。
主人公の北森竜太が、小学4年生のときのことです。同級生の少女、中原芳子は家族を手伝い、早朝から納豆を売り歩く仕事をしていました。
大正末期から昭和初期にかけては、納豆を入れた竹筒を持ち「納豆いりませんか」と言いながら、町内を売り歩く仕事があったのです。
ある朝、芳子の家を訪れた竜太は、納豆売りを手伝おうとします。しかし、大きな声が出せず、「納豆」と叫ぶだけでも、たやすいことではないと気づきました。少女が大きな声で売り歩けるようになるまで、どんなに勇気が必要だったか、ということに思い至るのです。
私たちは、人がしている仕事の大変さには、なかなか気づけない場合があります。同じ職場にいても、わからないことは多いのではないでしょうか。
「この仕事は楽だろう」など、表面的なことで決めつけないよう注意したいものです。どのような業界でも、さまざまな役割があり、互いに協力し合って成り立っているものです。それぞれに苦労があり、努力していることを忘れてはいけません。
【今日の言葉】それぞれの役割を理解し協力しましよう
《一言コメント》
その通りだです。簡単そうに見えても、実際にやってみたら大変なこともたくさんあるなと思いました、
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/