12月25日(金) 高尚な生活


 津田梅子は、津田塾大学の創設者であり、女子教育の母とも呼ばれる人物です。2024年に発行される新紙幣では、5千円札の肖像画に選ばれたことでも知られています。
 梅子は明治4年、わずか6歳でアメリカに留学します。先進国で学び、日本の女子教育が遅れていることを実感した彼女は、明治33年に現在の津田塾大学の前身「女子英学塾」を設立したのです。
 梅子は、次のような言葉を遺しています。
 「先生をするのであれ、主婦になるのであれ、どのような方面の仕事をするのであれ、高尚な生活を送るように努力してください。古い時代の狭量さ、偏屈さを皆さんから追い払い、新しいことを求めつつ、過去の日本女性が伝統として伝えてきた優れたものは全て保つ努力をしてください」
 彼女の言う「高尚な生活」とは、自分を高める努力をすること。そして文化や心遣い、礼儀などの伝統を重んじながらも、新しい可能性を追求することではないでしょうか。女性に限らず、全ての人に通じるメッセージだといえます。
 令和の今こそ、心に響く言葉です。

【今日の言葉】自らを高める努力を続けましよう

《今日の一言コメント》
西欧でも、まだ、女性の地位は低かった時に、良き伝統は継承し、新しいことに挑戦するという、高尚な生き方をこの時代に示した女性は、世界でも珍しいと思いました。


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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/