12月9日(水)「黙って見守る」
73歳になるDさんは、町内の自治会で役員を長年務めています。経験を生かしたアドバイスができるので、みんなから頼られる存在です。
しかし、あるとき役員の一人に、次のようなことを言われたのです。
「丁寧なアドバイスは、本当にありがたいと思っています。でも実は、『あまり細かく教えないほうがいいのではないか』という意見も出ています。若い人たちに経験を積んでほしいので、申し訳ないですが、彼らの成長のためにも温かく見守っていただけますか」
Dさんはショックを受けましたが、冷静になってこれまでの行いを振り返ってみました。確かに、経験の浅い役員が意見すると、すぐに否定したり、別の案を勧めたりすることがよくあったのです。
もちろん、良かれと思っての発言でしたが、若い人たちから考える機会を奪っていることに気づき、Dさんは反省しました。
年長者だからわかる答えを、すぐに言わないほうがいいこともあります。もどかしく思っても、黙って見守る度量が必要です。
後進は、忍耐強く育てましょう。
【今日の言葉】任せて育てることも大切です
《今日の一言コメント》
判っていると、つい、教えたくなる
私も、まだまだ、見守る度量が無いなと反省です。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/