11月30日(月)「自慢の姉ちゃん」 


 Yさんは、「尊敬する人は誰ですか」と聞かれると、「両親や恩師はもちろんですが、特に姉を尊敬しています」と答えます。
 朗らかで優しい性格の姉は、子どものころからYさんの自慢です。昔から体が弱く、病気のため10代で身体障害者になりました。
 つらい思いもしたはずですが、Yさんは家の中で姉が暗い顔をしているのを見たことがありません。それどころか、いつも家族を励まし、勇気づけてくれました。
 姉は学校を出て、社会人となった後は、自立し県外で一人暮らしをしました。
良縁があり結婚して娘2人に恵まれ、今は長女夫婦と同居しています。自分の努力で人生を切り開くその強さに、Yさんはいつも感嘆しています。
 あるとき、「姉ちゃん、何でそんなに明るく元気なの」と聞いてみました。
 「クヨクヨする理由がないからよ。Yくんは、姉ちゃんは体が不自由だから暗い顔をしなさいというの? 私は、自分を守って支えてくれるこの体に感謝しているわ。生きて、ご飯を食べられたらそれで十分でしょう」
 Yさんは、子どものときと変わらず、姉を自慢に思っています。

【今日の言葉】強く明るい人は周囲を勇気づけます

《一言コメント》
障害があることは不幸ではない。
このYさんのお姉さんのように、明るく生きる障害者が増えると良いなと思いました。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/