11月29日(日)「きちんと伝える」


 講談師の神田茜さんは、「どうすれば人前で緊張せずに話せるようになるか」という質問について、「毎日のように仕事で人前で話していると、緊張感はなくなっていくが、それは良いことではない」と述べています。
 神田さんは子どもの保護者会に参加したとき、保護者たちが想像以上に上手なスピーチをすることに驚き、「自分は話す仕事をしているから話上手だ」とおごっていたことに気づいて反省したそうです。
 それからは、「お客さまは自分より話がうまいのだ」と謙虚な気持ちで高座に上がるようにしているといいます。
 その経験から、「緊張したとしても一生懸命に話そうとするほうが、相手の心に訴えるのではないか」と考えるようになりました。
 「うまく話したい」「失敗したくない」という不安には、「人から良く見られたい」という気持ちが隠れていることがあります。
 人前で話すときに大切なのは、自分を良く見せることではなく、聴く人に思っていることをきちんと伝えることです。スピーチで怖気づいてしまうときに、ぜひ思い出したいことでしょう。

【今日の言葉】スピーチは技術より誠実さが大切です 

《一言コメント》
確かに心に残る話は、話し方ではなく内容だなと思います。
テクニックだけでは、伝わらないなと思いました。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

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