11月18日(水)「過ちて改める」 


 Eさんには、忘れられない出来事があります。それは、数年前の大きな失敗のことでした。自分の確認不足が原因で、お客さまや同じ部署の仲間に多大な迷惑を掛けてしまったのです。
 まだ経験が浅かったせいもあり、どうしていいかわからず、顔面蒼白になっているEさんに、上司はこう言いました。
 「苦しいだろうが、踏ん張って責任を果たしなさい。今このときこそ、君の真価が問われているのだよ」
 その言葉に覚悟が決まり、逃げたいという気持ちを抑えることができました。そして、お客さまへの謝罪や説明、事後処理などをやり遂げたのです。
 孔子は『論語』で、「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う」と教えています。「過ちを犯して、それをそのままにして改めないなら、それこそ本当の過ちというものだ」という意味です。
 失敗を認め、責任を取るのは誰にとっても勇気のいることです。だからこそ、誠実に対応することが重要になります。
 失敗した後の行動で、その人の人間性がわかるといってもいいでしょう。

【今日の言葉】失敗したときこそ真価が問われます

《今日の一言コメント》
失敗した時に、その人がどんな反省や態度を取るのか
それで、全て判る気がしました。


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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

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