11月9日(月)「校歌の教え」


 Bさんは、社会人になった今も、高校の校歌をよく口ずさみます。特によく覚えているのが、二番の歌詞です。
 「つとめておこり おごりて亡ぶ」
 歴史ある学校のため諸説あるのですが、漢字では「勤めて興り奢りて亡ぶ」だと、恩師は教えてくれました。中国の「易経」の影響があるそうです。
 「一生懸命頑張れば大事を成すことができます。しかし、傲慢な人は亡びますよ。優秀な人ほど頭を、腰を低くするものです」
 恩師はそうも言いました。高校生のときは何の感慨もなく歌っていましたが、歳月を重ねると、言葉の奥深さに気づきます。
 特に仕事をするうえで、いかに大切なことかをあらためて思い知らされます。真面目にコツコツ努力していれば、すぐに芽が出ずとも、最終的には良い結果を出すことができます。一方、謙虚さのない人は、たとえ一時的に栄えることがあっても、いずれは衰退するのです。
 子どものころに触れた教えを、あらためて思い返してみましょう。人生の重要な教訓がすでにあったことに気づくはずです。

【今日の言葉】つとめておこり おごりて亡ぶ

《一言コメント》
若い頃に記憶した言葉は、忘れないものですね。
当時は意味が判らなくても、年齢と共に、判ってくる。
これが、寺子屋で論語を暗唱させていた効果だと思いました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/