10月22日(木)「軽年美化」
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 「ギャッペ」とは、イランの遊牧民が作る伝統的なじゅうたんのことです。
 一枚一枚丹念に織り上げられた上質さと、草木染の素朴な風合いには、手作りならではの魅力が感じられます。
 一般的に化学繊維や、化学染料を用いた織物は、年月がたつうちに品質が落ちていくもので、いわゆる経年劣化と呼ばれます。
 対してギャッベは、「100年持つ」ともいわれ、使い込んで歳月を経るほどに色合いがしっくりと落ち着いていきます。人に踏まれ続けることによって程よい色合いになり、一層魅力を増していくのです。経年劣化とは対極にある変化は、「経年美化」と呼べるでしょう。
 年月を重ねるほどに味わいが出るのは、人間も同じです。
 年齢を重ね、世の中でもまれて磨かれることによって、人間性が豊かになり、魅力が増していきます。
 年を取ることに、マイナスのイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。年月の経過は、人を成熟させると前向きに受け止め、良い年の取り方をしたいものです。

【今日の言葉】年月を重ねるほど魅力的に

《一言コメント》
歳を取るにつれ、味わいのある人間になる。
この絨毯のような生き方が理想ですね。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/