10月5日(月)「たなごころ」


 掌とは、いわゆる手のひらのことです。「手の心」の読み方が変化した言葉だといわれています。
 日常生活を振り返ると、掌を使うときは心を込めることが多いのに気づくのではないでしょうか。
 たとえば、「合掌」です。左右の手のひらを合わせることをいい、寺社にお参りするときなどに行います。合掌するときは、意識せずとも心を込めているはずです。仏教徒の挨拶では、互いに合掌して相手を拝みます。
 また、痛みを訴える人がいたらその部分をさすったり、撫でたりするときも使います。親愛の情を込めた握手も、手のひらを合わせて行います。
 直接相手に触れなくても、掌は優しい表情を見せるものです。
 お茶を出すときに手を添えたり、遠くにいる人に手を振ったりするときも、手のひらに気持ちを込めているのではないでしょうか。
 掌は、優しさや温かさを伝えることができます。
 物を手渡すときなど、相手に手のひらを向けるときは、思いやりの心を込めたいものです

【今日の言葉】思いやりは掌から伝わります

《一言コメント》
「掌」を「たなごころ」と読むことを初めて知りました。
手の心 とは、手のひらに、心が宿っている 
そう考えると、確かに思い当たることが多いなと感心しました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/