9月22日(火) 「お墓参り」
Uさんは春と秋のお彼岸には、必ず先祖のお墓参りをしています。
お墓を掃除していると、近くにある知人のお墓に手を合わせる親子連れがいるのに気づきました。Uさんはその若い母親の姿に思い当たることがあり、声を掛けました。
「もしかしてあなたは、Tさんの娘さんですか」
女性は驚いた様子でしたが、こう答えてくれました。
「そうです。主人と息子が、父のお墓参りをしたいと言ってくれたので、私もお参りしたくて、親族を訪ねて場所を教えてもらいました」
知人には、事情があって会えなくなった娘がいたのです。彼のことを思い出しながら、Uさんは語ります。
「お父さんは物知りで優しい人でしたよ。いつもあなたを気に掛けていました。『今度、小学生になる』『来年は中学生だ』と、何度も話していたものです。立派なお父さんの元に生まれたことに誇りを持って生きてくださいね」。知人によく似た目元から大粒の涙がこぼれ落ちました。帰り際、「またいらっしゃい」とUさんは家族を見送りました。
【今日の言葉】大事な人のお墓参りに行きましよう
《一言コメント》
先祖や亡くなった身近な人を大事にすることは、自分の運を良くするこだなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/