6月30日(火) 「山は動かず」


 禅の言葉に、「青山元動かず、白雲自ずから去来す」というものがあります。
 「雲はさまざまな方向に流れても、山は少しも動じることがない」という意味です。
 「人間に本来備わる仏の心に気づいたら、煩悩に惑わされることはない」という教えが込められています。
 周囲で起こることに惑わされず、自分の進むべき道を貫き通せという言葉としても受け取ることができます。
 環境が変わったり、よくないことが起こったりすると、多くの人は本来の自分を見失い、嘆いたり混乱したりするものです。
 しかし、変化やトラブルは一時的なものに過ぎないことがほとんどです。
 周囲で何が起ころうとも、今まで培ってきた信頼や実力が失われるわけではありません。
 揺らぐことなくそびえる山のように、悠然と構えていたいものです。落ち着けば、必ず活路が見いだせるはずです。困難に見舞われたときは動じずに、自分にある本来の力を信じましょう。

【今日の言葉】心を落ち着け本来の自分に戻りましよう 

《一言コメント》
「六然訓」の教えも同じですね。
何事にも動じない、肚の座った人間になりたいと思いました

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/