5月4日(月)「花の滝」 みどりの日
全国的に、藤の花が見ごろを迎えています。
福岡県北九州市の河内藤園には、110メートルにもわたる「藤のトンネル」があり、その見事さはアメリカのニュースサイト、CNNでも取り上げられました。また、栃木県足利市の、あしかがフラワーパークや東京都江東区の亀戸天神社も、藤の名所として人気があります。
紫や白の優しい色合いの花が枝垂れて咲く様子は、まるで花の滝のように見事です。
日本で藤の花を愛でるようになった歴史は古く、日本最古の歌集『万葉集』にも、藤の花を詠んだ歌があります。
「藤波の影成す海の底清み しづく石をも珠とぞ吾が見る」
大伴家持の歌です。藤の花が映る海の水が、底に真珠が沈んでいるかのように輝いている、という初夏の美しい情景が浮かんできます。富山県氷見市にある田子浦藤波神社には、この歌の歌碑が立てられ、白い花を咲かせる藤の木が植えられてしるそうです。
古の人々も愛した藤の花を見に、出掛けてみるのもいいでしょう
【今日の言葉】日本古来の花に親しみましょう
《一言コメント》
残念ながら、今年はコロナの影響で藤棚を見に行くことはできませんが、昔の人が詠んだ歌を楽しみたいと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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