4月29日(水)「駒が取り持つ縁」 昭和の日
Yさんは、介護施設の高齢者が将棋の相手を探していると聞き、ボランティアとして訪問することになりました。
対戦相手となったのは、Gさんという高齢の男性です。
腕には自信があったのですが、勝負が始まると、あっという間に負けてしまいました。話を聞くと、Gさんはかつて、アマチュアの大会で活躍していたそうです。結局、その日は一度も勝てませんでした。
次に訪問したときも全く勝つことができず、Yさんは完全に降伏し、「ぜひご指導ください」と頭を下げました。Gさんは「あなたをもっと強くしてあげましょう」と、にっこり笑います。
Gさんは、駒を一つ一つ動かしながら、丁寧に説明してくれました。何日か対局を続けるうちにYさんは上達し、勝負も長く続くようになりました。
将棋を通して、Yさんは困難の乗り越え方や、先を読むことの大切さなど、人生を学んでいると感じています。最初は「相手をしてあげよう」という気持ちだったのが、今ではGさんの人柄と能力に心から感服し、「教えていただき、ありがとうございます」という気持ちに変わっています。
【今日の言葉】「人生の師」との出会いを大切に
《今日の一言コメント》
高齢者から、素直に学ぶ姿勢で接する。
長い年月生きて来た人は、必ず何か学ぶ点がある
そう信じて接すると、全ての人が師になるなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/