10月14日(月)「日の丸を背負う」


人見絹枝は、日本で初めてオリンピックに出場した女性です。
二階堂体操塾(現在の日本女子体育大学)で陸上選手として頭角を現した絹枝は、スウェーデンで開かれた国際女子競技大会に出場し、素晴らしい成績を収めます。大きな期待を寄せられた彼女は、1928年のアムステルダムオリンピックに、日本からただ一人の女子陸上選手として出場しました。
しかし、優勝が期待された100メートル走は予選で敗退。「このままでは帰れない」と思い悩んだ絹枝は、経験のない800メートル走に出場を決めます。そして、見事銀メダルを獲得したのです。
いつの時代も、オリンピック選手が受ける重圧は相当なものです。絹枝には、何としても結果を出したいという強い信念があったのです。
彼女のおかげで、日本の女子スポーツ界は大きな発展を遂げました。女子スポーツヘの理解が遅れていた日本の状況を、打破した人物でもあります。
絹枝を尊敬する人は今でも多く、元マラソン選手の有森裕子さんもその一人です。「日本女性がスポーツをすることの意義と、その環境を大きく変えた偉大なアスリート」とその功績を称えています。

【今日の言葉】強い信念が運命を切け開きます

《一言コメント》
人見絹枝さんは、初めて知りました
経験のない800mにいきなり出場して銀メダル
当時の日本女性は、世界で通用する体力だったことに驚きました