10月13日(日)「秋の七草」


「秋の七草」と呼ばれる植物をご存じでしょうか。秋の景色といば紅葉を思い浮かべるかもしれませんが、秋に咲く花もたくさんあります。
秋の七草は、『万葉集』に収められている山上億良の2首の歌がもとになっているといわれています。
「秋の野に咲きたる花を指折り かき数ふれば七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
尾花とはススキのことであり、朝貌については諸説ありますが、桔梗のことだとされています。
数が少なくなっているものもありますが、どの花も野生の植物です。
現在のように栽培技術が発達していなかった時代、秋の七草は短い季節の間、野外でしか楽しめないものでした。
どの花も派手さはないものの、日本古来の奥ゆかしい美しさがあります。
生花店で、色とりどりの花を楽しむのもいいですが、時には自然のなかで、野の花に親しむのも風情があって趣深いものです。晴れた秋の休日には、山や野原で、秋の七草を探してみてはいかがでしょうか。

【今日の言葉】可憐な野の花を愛でましょう

《今日の一言コメント》
日本には四季折々に野花が咲き、目を楽しませてくれます。
昔の歌人のお陰で、その風景を思い浮かべることが出来ますね。

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