7月26日(金)  「サステナブルな大会」


本日から8月11日まで、第33回オリンピック競技大会が、フランス・パリで開催されます。オリンピックの開催は国の名誉であり、経済の活性化にもつながりますが、開催国にさまざまな負担が掛かるのも事実です。
巨額の費用はもちろんですが、施設や競技会場建設などによる自然破壊、観客によるごみ問題など、環境への負担も問題になっています。また、大量の食品ロスが出るという問題もあります。
今回のパリオリンピック・パラリンピックでは、そういった従来の課題を解決するために、さまざまな取り組みが行われます。
たとえば、会場の建設は最小限にし、観客の移動は徒歩•自転車•公共交通機関に限定する。選手の移動は電気自動車を使用するなどのことです。
また、「食品ロス量を抑え、未消費の食品は100%再利用する」という目標も掲げられています。具体的には、需要を予想し少な目に作ったり、残った食品はフードバンクに寄付したりするなどの対策です。
競技はもちろんですが、環境への取り組みも興味深いものです。オリンピックは、社会におけるさまざまなアイデアを学ぶ機会となるはずです。

【今日の言葉】オリンピツクから学びましょう

《今日の一言コメント》
オリンピックも、その時代に合わせて、運営方針を変更するんだなと知りました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/